2021/08/02 07:17


【通常の使い方】  

☆おんぶは首がしっかり据わってからになさってください。


1 帯を赤ちゃんの脇にかけて

  背中に乗せる

(赤ちゃんの頭の高さは、出来るだけこのくらいの高さを保つようにしてください。

 高いほうが背負ったときに楽なのはもちろんですが、ゆるかったり、下の方に背負ったりすると、赤ちゃんの腕が帯の内側に入ってしまいやすくなりますので危険です。)


2 片側を膝に挟んで、

  反対の帯の上側の辺を持つ

3 持った上辺が

  子どもの腰に来るように当てる

(手の甲が赤ちゃんのお尻につくように帯をかけると、高めの位置へもかけやすいです。)


4 反対の手でキャッチ


5 足が4の写真のように伸びていることがあると思うので、足を十分に広げて、腰をまたがせるように修正しつつ広げる


6 出来上がった方をキープしつつ、次にまわす帯をぐっと引いて、赤ちゃんの脇の部分をしめ直す(後々さがりにくくなります)反対の上辺を持つ


7 上辺は胸の上(脇)に渡す


8 3と同じ


9 5と同じ


10   完成


ママの胸の部分の帯を広げながら結ぶのは難しいので、とりあえずは、赤ちゃんのお尻以外の部分は広げずに結んでしまって、しっかり赤ちゃんが固定されて両手が使えるようになってから広げてみてください。

ひもを広げると、肩への負担が減り、胸も強調されにくいです。



横から


後ろから

【リュックサックおんぶ】


【クロスおんぶ】


【兵児帯タイプ用 背あて

 (頭あて付き)】

写真の面が、赤ちゃんの背中側にきます。



【お洗濯について】

頭あては、洗濯機でお洗濯すると、中板やボタンの破損につながります。

はずしてから「ため水で押し洗い」してください。

じじら織りの性質上、マジックテープやファスナーなどに引っかかりやすいです。

背あてを洗濯機で洗う場合は、ネットに入れてお洗濯して下さい。

色の濃いものをご購入の方は、はじめてお洗濯する際、念のため、他の物と分けてお洗濯してください。

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【クロス抱き】

首のすわらない赤ちゃんにお使いの際には、腕を自然にまげて帯の内側にいれ、頭もどちらかに傾けて帯の内側に入れて抱いてあげてください。



【ポケットクロス抱き】

首のすわらない赤ちゃんにお使いの際には、腕を自然にまげて帯の内側にいれ、顔を息がしやすいように傾けて、頭を帯の内側に入れて抱いてあげてください。


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☆ 降ろすとき

 寝かせる場所があるときは

⇒ ママは前屈みになって、バッテンになっている部分をまとめて握り、お尻の部分の帯をはずして前にもってくる。

 ひもを握っている手と反対の手で赤ちゃんのお尻を支える

 そのまましゃがんで、まず赤ちゃんのお尻を床に着け、ひもをゆるめながら自分も反ってゆっくり寝かせる


 お座りができる赤ちゃんなら

⇒ ママはしゃがんで、片手は束ねたひもを持って、もう片方の手は赤ちゃんのお尻を支える。

 ママの背中に沿わせながらゆっくりひもをゆるめてお座りさせる。

 

 お座りがまだなら

 ⇒ ママはしゃがんで、ひもを片手で束ねてどちらかにずらしながらゆっくりゆるめる。

  太ももの上に座らせるようにして、もう一方の手で赤ちゃんを支えてください。

  心配なうちはお布団の上などでしてください。

 付けはずしの際、慣れないうちはどなたかにサポートしてもらってください。

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☆ 寝てしまった時は

 背中で寝てしまったときは頭が後ろにそってしまいやすいです。

 少し前かがみになって、赤ちゃんを背中に寄りかけるようにしてあげてください。

 心音が聞けて安心するせいか、ほんとによく寝ます。

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☆ 寝てしまったときの降ろし方

 赤ちゃんを背中に寄りかからせたまま、頭ごとバスタオルをかける。

 ママは前屈みになって、バッテンになっている部分とバスタオルの端をまとめて握り、お尻の部分の帯をはずして前にもってくる。

 ひもを握っている手と反対の手で赤ちゃんのお尻を支える。

 そのまましゃがんで、まず赤ちゃんのお尻を床に着け、ひもをゆるめながら自分も反ってゆっくり寝かせる。

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【お洗濯について】

 じじら織りの性質上、マジックテープやファスナーなどに引っかかりやすいです。

 ネットに入れて洗濯機でお洗濯して下さい。

 色の濃いものをご購入の方は、はじめてお洗濯する際、

 念のため、他の物と分けてお洗濯してください。

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  ☆☆ ご注意 ☆☆

 おんぶ育児の期間、十分使っていただけるだけ

 しっかり縫製しておりますし、丈夫な生地ではありますが、 

 生地の磨耗、縫い目のほつれ等、使用に不安な部分が出た場合はご使用を

 おやめ下さい。

 ご使用の際は、ご使用者様にご注意いただいて、安全にお使いください。

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【おんぶすることの利点と

 製作者のつぶやき】

<<「おんぶひも での おんぶ」

   おすすめポイントは? >> 

● 大好きなお父さんお母さんとピッタリくっつくことで、赤ちゃんはたくさんの安心(心の充電!)を得られます。

  (どんな経験の獲得も心の安定あってこそ!)

● 大人と同じ高い所から景色を見られることで、赤ちゃんの視界がグーンと広がります。

 (機嫌のいい時・家事をしていないときもおんぶしてあげてくださいね。)

● お父さんお母さんと同じ目線で ”見て・聞いて・感じる” ことで、日常の動作をたっぷりインプットできます。

 (お料理、お掃除はこんな感じ。「こんにちは!」と言いながらお辞儀するんだぁ。などなど。)

● 同じものを見ながらお話しをすることで、

 「お父さんお母さんの”思い”を赤ちゃんに伝えられる」

 「赤ちゃんの思いにも共感することができる」

 (初めは大人のひとり言の様になったとしても、見えている景色について、今している作業についてなどなど たくさん話しかけて下さい。)

 おんぶひもは「家事ができて楽な道具」というだけではなく、お父さんお母さんの積極的な話しかけによっては、

 赤ちゃんとの「コミニュケーションの道具」です。

 おんぶの時間が「立派な学習時間」にだってなるんです!

 出来事や思いを共有することは、子育てする中でとても大切なことで子育ての醍醐味と言ってもいいのではないでしょうか!


<<昔ながらのおんぶひも・兵児帯 の 利点>>

・ 足元が見えるので、転倒の危険性が減ります。

・ 両手が使えて作業がはかどります

・ 赤ちゃんを脇から支え、背中とお尻をすっぽりつつみ密着しているので、安定感があります。

・ 背が伸びても長く使えます。

・ ひもの長ささえとどけば、使う方の体型、赤ちゃんの成長によらずお使いいただけます。

・ 何よりも、赤ちゃんは楽しく気持ちよく、自分は楽です。


<<おんぶひも工房 の 気持ち>>

■ 長い子育てのうち、2年間程の今しか出来ないおんぶ。

 自分のお気に入りのかわいいおんぶひもを使って、重たーい我が子を、少しでもうきうき軽い気分で背負っていただきたいです!

■ 昔の知恵を見直し、便利で安全なおんぶひも人口を回復させたいです。流行に左右されずずっと長くあるということは、本当にいい物ということだと思います。

■ 特に他社のおんぶ、だっこキャリーが合わなくて、「肩こり」「腰痛」でお悩みの方は一度試していただきたいです。

(私はだっこだっこで腰痛でしたがおんぶに替えてから治りました)